シャインマスカットの新たな取り組み

お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
ちょっと離れたイチゴの先輩方に飲み会に誘われて「いくいくー!」と言ったといころ、今季1番の大寒波のせいで泣く泣くドタキャンしました😢ご迷惑をおかけしてしまってごめんなさい。高速全面通行止めで心折れました💔

シャインマスカットの新たな取り組み

さて、今日は「シャインマスカットの新たな取り組み」についてお話しさせてください。

今年の抱負その③!シャインマスカット編🍇

早速結論ですが、新たな取り組みの結論は『ギフトへの取り組み』です🎁

もともとギフト商品は取り扱っていたし、(実は)ふるさと納税の返礼品として、寺本果樹園のシャインマスカットを採用してくださってもいました。

ただ、これまでのギフト商品は『他事業者様への納品』という形でやっており、寺本果樹園が押し出すことはあまりありませんでした。

ここを変えます!!これから『寺本果樹園のシャインマスカットの贈り物』を押し出していきます🎁🎉

理由は色々とありますがこんな感じ?
①ギフトの技術(姉ちゃんの房作り、梱包の仕方など)が良くなってきた
②シャインマスカットと寺本果樹園の『意味』を変えるために
③すごく嬉しいから
見ていきましょう!

① ギフトの技術(姉ちゃんの房作り、梱包の仕方など)が良くなってきた
これはもうやってきた年数の賜物!

シャインマスカットの収穫が始まり出した6年前とかは、房作りも甘いとこがあったり梱包についてよくわからなかったりと、色々ありました。

総括して、「技術不足」ですね💦
けど今は正直違います!!

梱包に関しては、まだまだ研究できる点はありますが、基準値(輸送トラブル無い、お客さんに喜んでもらえるなど)はクリアできたのかなと思います。

あと姉ちゃんの房作り!!これはもう【ピカイチ】ですわな。

次の章(②)でも話しますが、姉ちゃんの作るシャインマスカットが芸術的に美しくて、申し訳ありませんが全ブドウ農家さんの中で1番だと思ってます。他のブドウ農家さんごめんなさい🙇‍♂️

この美しさは、ギフトにぴったり!!

②シャインマスカットと寺本果樹園の『意味』を変えるために
『意味』について、姉ちゃんのブドウの美しさの観点からいきましょうか。

姉ちゃんのブドウ栽培(主に「房作り」)は、僕がこれから一生かけても辿り着けない境地だと思っていて、本当に「芸術品」だと思っています。

この『価値』をきちんと伝えたい!!そんな思いがここ数年強くなっています。

ただ今の農業の流行り?(メジャー?一般説?)は、「ある程度のものをたくさん作る」な風潮!だと思っています。

「120点のものを1個作る」より、
「70点のものを10個作る」みたいな。

もちろんこの考えはめちゃくちゃ大事なんですが、、、
う〜〜〜ん、、、

この考えは「正しい」です。
でもこれだと姉ちゃんの強みを消してしまうような気がして。

「姉ちゃんの強み(芸術的美しさのブドウ)を活かすためには…ギフトしかないな!」
簡単にですが、こんな感じです。

ここから【超超超大事】なお話しします。

寺本果樹園は、
【食べ物を作る農家】という意味から、
【思い出や幸せなどの『心』をいただきにいく農家】と言う意味を目指します。

具体的に説明すると、
❌大量生産して多くのお客さんに食べてもらう
⭕️少量生産でもいいからお客さんに喜んでもらう
ごめん具体的じゃないかも😂

【『お客さんに食べてもらう』ではなく、『お客さんに喜んでもらう』】

これを目指します💪

「おいしい!」もそうだし、「贈ったらすごく喜んでもらった!」もそうだし。この「喜んでもらう」という『心』をいただきにいこうと思います。

そしてこの『心』をいただくためには、姉ちゃんが築き上げてきた芸術品のようなシャインマスカットはマッチすると思ってます。

姉ちゃんのシャインマスカットを、世の中に知らしめる時が来た🔥

③すごく嬉しいから
これは戦略でもなんでもないです。そのまま笑

やっぱり感謝されると嬉しいですよ!!

しかも「贈ってあげたら、めちゃくちゃ喜んでたよ〜✨」なんていわれたらもう最高で😆

この言葉のためにも頑張ります💪

そんなこんなで…
①ギフトのための技術がたまってきた
②「食べ物を作る」から「『心』をいただきにいく」農家を目指す
③すごく嬉しい

これらの理由で、ギフトに本腰入れて取り組もうと思います!

2025年のシャインマスカット、
・意気込みは『ギフト本腰』
・抱負は『心をいただく』

やるぞー🔥

というわけで、「シャインマスカットの新たな取り組み」というお話しでした!

「農家として生きてきた経験」以外の勉強します🙇‍♂️

ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

本文がまとまりのない文章でごめんなさい🙏

とにかく伝えたいことは、
【『心』をいただきにいく農家になる】ということ。

もっと噛み砕くと、
【好きになってもらえるように頑張る】ですね!こう表現したらよかったのか…!

正直、もうこれしか生き残る道はない気がしてます。

大量生産しても、「もらうお金(売上)」と同時に「払うお金(費用)」もかかって、結局手元に残るお金は少ないです。

そんな中で大量生産するために人を雇っても、その人に払うお金が少ないわけで…。

そうなると、やっぱり『作り上げる価値』をあげないといけない。

結論、「食べ物を作る」農家から「『心』をいただきにいく」農家を目指さないとって思います。

そのためには、これまでの「農家として生きてきた経験」以外のこともたくさん必要になります。

お恥ずかしい話、この「農家として生きてきた経験」以外のことが、僕は欠落(経験不足)していてわからないことだらけなので、今から勉強します💦

わからないことだらけで、みなさんに助けを求めるかと思います🙇‍♂️
よかったらお力を貸してください🙇‍♀️

というわけで、『農家として生きてきた経験」以外の勉強します🙇‍♂️』という僕の感想でした!

最近寒いので、みなさんご自愛ください。

ここまで読んでいただきありがとうございます!
おもしろかった!という方は、ぜひコメントいただけますと、すごく嬉しいしめちゃくちゃやる気が出ます💪

そして、現在寺本果樹園では【イチゴの予約販売】をしております!
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最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾
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投稿者プロフィール

寺本 直人
寺本 直人
寺本直人

島根県邑南町(おおなんちょう)で農業をしています。姉である寺本秋穂と一緒に野菜や果樹を栽培しています。
農家である両親の影響で、幼い頃から農業に触れ、地元の農業高校・農業大学校に進学し専門的に農業を学び、20歳の時に地元に戻って農業を始めました。
夏には大玉トマト、秋にはシャインマスカット、冬と春にはイチゴを栽培しています。オンラインでのご注文も受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひ!