農園紹介①　シャインマスカット

①果汁たっぷり！甘くておいしい大粒シャインマスカット

パリッ❗とした食感に、ジュワッ❗と溢れんばかりの果汁、口いっぱいにおいしさとしあわせが広がる。自慢のシャインマスカットです。

春先に芽吹いた芽が折れないよう支えたり、10000を超える花を一つ一つ整えたり、いらない粒や傷んだ粒をハサミで落としたり、美しいシャインマスカットにするために粒を動かしたり…。超高温やゲリラ豪雨などの異常気象や、病気や害虫、さらには獣の対策など…。

汗水たらして、手間暇かけて、様々な『敵』からシャインマスカットを守り、様々な苦難を乗り越えたシャインマスカット。実がはち切れんばかりに張り詰めた、果汁たっぷりの甘くておいしいシャインマスカットをお届けします！

②邑南町の気候を利用した作り方

邑南町は中国山地の麓の盆地です。むかしむかし、私達のご先祖様がえっさえっさと山を切り拓いた、自然溢るる町です。

昼は太陽がさんさんと、夜は星々が輝き少しだけひんやりと肌寒い。そんな昼夜温の差が、実は植物大好きなんです！

熱帯夜で寝苦しい夜は、昼に光合成で蓄えたおいしさの源を、植物が生きるために使ってしまう…でも夜がひんやり涼しいとおいしさの源を使わなくて済むので、どんどん果実においしさが貯まっていきます！

③化学肥料の使用を抑えた環境にやさしい作り方

当農園のシャインマスカットは「養液土耕栽培」をしています。（「？？？」となる方が多いと思います。ごめんなさい💦）
簡単に説明すると、「水やりと肥料を一緒にやる」作り方です。色々とメリットはありますが、養液土耕栽培だとちょうどいい量の肥料を上げることができ、肥料の無駄使いを減らし、環境にやさしい栽培ができるというメリットがあります。

しかし、この作り方を採用した理由はこれだけではありません。地面が硬すぎたからです。

スコップで掘ろうとすると火花が出るくらい地面が硬く地面に根っこが張らないと考えたため、堆肥を山盛りにしてそこにブドウを植えるようにしました。すると様々な理由から養液土耕栽培が適していると考え、採用しました。

そしてこの『堆肥山盛り栽培』が思わぬ功を奏したのです！堆肥の中で色んな微生物や昆虫、他の生き物が生活を始めました！特に微生物の代謝産物と呼ばれるものは最近農業界で話題になっており、化学肥料にはない肥料効果を発揮してくれます。

話が難しくなってしまいましたが、
🍇養液土耕栽培による適量な肥料
🍇『堆肥山盛り栽培』による多様な生態系特に微生物の活躍
このおかげで、無駄に肥料を使うことなく環境にやさしい栽培が実現できています。